2020年4月24日金曜日

農薬の商品名にMCマイクロカプセルの名称この意味は??

MCと言う略称のついた農薬には、トレボンMC
スミパインMCなどがあります。MCと言う略称ではありませんが、ダイアジノンSLゾルにもマイクロカプセルの中に薬剤が含まれています。


MCと言うと知識のある方は、司会者を連想する方もいらっしゃるかもしれません?
しかし農薬の商品にこのようなMCがつくとこれは、マイクロカプセルの略称です。
〇〇MCとはごく微小のカプセルの中に(目に見えない小さな世界の事で分かりずらいかと思いますが)この農薬の液体を閉じ込めたもの(拡大して考えてみると農薬容器の中に農薬液が入っていると理解して頂くと分かりやすいかと思います)
なぜこのような薬剤が出来たかは、農薬の薬効を長くする為と思います。
ではそのマイクロカプセルから農薬がどのように外に抽出してこの薬剤の効果を発揮するかは、このマイクロカプセルが、紫外線や害虫、日光、雨風などの外的要因で壊れ、外にその薬剤成分がじわじわと植物に付着し、害虫が植物を食べようとした時に害虫に被害を与えると考えられます。


★マイクロカプセル(MC)を私達、使う立場からみた利点

  1. マイクロカプセルは、安定的に長い期間効果を発揮する
  1. 薬剤散布の回数が少なく済むので、人件費時間の節約が出来る。

株式会社アイ・エイチ・エスでも、同じ成分の薬剤の場合、マイクロカプセルをお使いになられるお客様が大変増えています


例えば、これからが適期の松のマツノマダラカミキリ成虫に対して
スミチオンは食害もありますが、基本的にかかったところに効果がある為、虫がいるところに薬剤が当たらないと効果が無いです。残効性がスミパインMCに比べ短い為もあり効果を出すためには散布の頻度が高くなります。
マイクロカプセルは比較的残効性が高くなります。これはじわじわとしみ出た薬剤が着いた葉を虫がかじってやられる為、安定性が高くなります。

■使う頻度

◆スミチオンの場合⇒5月~7月に3回~4回散布

スミパインMCの場合⇒5月~7月に2回散布



★スミパインMCについて

使い方:松の木の幹も含めて全体に散布
倍率 :50倍で
時期 :基本的には1回目5月20頃 2回目7月上旬から中旬に1回
   【合計2回】
使用液量:3ℓ/本(樹高10m)


スミパインMCのお問合せ・ご購入は☟
株式会社アイ・エイチ・エスまで

TEL0479-67-2623  FAX0479-67-2814





ウイルスに負けない身体作り、人間も、樹木も

枯れなかった事は嬉しいですが元気な松に戻してあげたい!



松の新芽が出てきました




元気になったとはいえ
葉の先が赤っぽい、全体の色が良くない樹皮を見ても、可哀そうな状態






植木屋さんに一部分だけ苔の付いた所を残して
もらって苔を落とすものを散布しました。
かけた所は茶色くなってぼろぼろとした感じで手で触ると剥がれてきますが、手で直接触って感じた事は、ぼろぼろと剥がすことをしても木が弱っていて木に勢いが無い事が肌で感じ、弱っている松をどうにかしなくてはと、思いました。





植物も人間と同じ生き物であることも手で触ってみて感じました。今の、新型コロナウイルスも身体が弱っていたり持病を持った方にかかりやすく、重症化すると言われていますね。人間も、植物も周りの環境に負けない身体つくりをしなくてはと痛感しました



そしてこの松の
樹勢を強くする為に

     ☟

  1. 引き続き根に液体ブロックW連作障害ブロック
  2. ちょっと遅いかもしれませんが、根にマツノザイセンチュウ予防対策でネマバスター
  3. 肥料のグリーンパイルを根の周りに施肥
  4. 葉面散布で株式会社アイ・エイチ・エス特殊肥料B液を500倍にして松全体に散布
★株式会社アイ・エイチ・エス特殊肥料B液は株式会社アイ・エイチ・エス
サイトには今現在のっていませんので是非、株式会社アイ・エイチ・エスに
お問合せ下さい。

TEL0479-67-2623  FAX0479-67-2814

2020年4月23日木曜日

松の黄金病対策

この度は、遠方よりご来店頂きありがとうございました。
お持ちいただきました松の葉をみさせて頂きましたところ
これは黄金病にかかっているかと思います。

これへの対策としてご連絡させて頂きました。
又明日ご来店頂けるとの事で、スタッフ一同お待ち申し上げております。。
ご購入ありがとうございます。


松の同じような症状でお困りの方是非、株式会社アイ・エイチ・エス スタッフまでお問合せ下さい

株式会社アイ・エイチ・エスのサイトには載っておりませんが株式会社アイ・エイチ・エスが、お客様に是非お使い頂きたいと考えております商品が含まれておりますので楽しみに、お問合せ下さい。お待ちしています!

TEL0479-67-2623  FAX0479-67-2814




マキの木の下枝が赤くなってしまった!病気でしょうか?

■今日、お客様からマキの木が沢山ある中で何本かの下枝が赤くなってしまった!

病気でしょうか?とのお問い合わせを頂きました。

最近、異常気候ですよね。
大きな雨や強風そしてまだまだ暖かくなったかと思えば寒さが続いたりそのような環境の場合、木にも負担がかかりこの様な症状が出ることがあります。

               ⇩

その場合、銅剤で樹木に登録が取れていますZボルドー500倍での散布をお勧め致しました。


■お客様からのお尋ね①

いつも、マキにトレボンMCを散布していますが、ℤボルドーと一緒に散布しても大丈夫でしょうか?
銅剤の場合、薬害を防ぐため、一緒には散布しないようお願いしました。



お客様からのお尋ね②

ℤボルドーを散布して翌日にトレボンMCを散布して大丈夫ですか?
出来ましたら1週間程あいだをあけてから散布をお願いしました。


お客様からのお尋ね③

展着剤はいつもスカッシュを1000倍で使用していますが、入れたほうがいいですか?

マキの木は表面が固く付きずらいので入れた方が良いですが、トレボンMCは通常の1000倍で使用して、Zボルドーの殺菌剤の方は、2000倍で使用して頂くようおねがいしました。


今後は↷


気候がある程度高温で安定してきますと、カビっぽいような症状がでたりすることがあります。その場合は、トップジンM水和又はベンレート水和など総合的な効果の殺菌剤を
散布してください。
雨が降った後の2週間ごと位に散布することが理想ですが、木の状態を見ながら状況に合わせて行って下さい。

トレボンMCトップジンM水和又はベンレート水和は混用して散布が可能です。
トレボンMCは、合成ピレスロイド系の為、抵抗性がつきやすいので、他の薬剤とローテーションでご使用して頂く事をお勧め致します。

薬剤のご購入は:株式会社アイ・エイチ・エスサイト農家の味方 こちら






2020年4月21日火曜日

マツノザイセンチュウ以外の松枯れにスーパーバイネの代わりに液体ブロックWと連作障害ブロックを使ってみた!

■マツノザイセンチュウが原因ではありませんでしたが、葉の色が悪いときは以前はスパーバイネを根の周りに散布して、いつも元気な状態を保ててました。


今回に関しては、庭の一番大切な松でしたが、こんな状態でしたので元には戻らないと、あきらめていました。しかしダメもとで、何か元気にになるものを与えてみたいと思いました。

スーパーバイネが完売してしまい、次には何が良いかと思い、野菜でとても良い結果の出ている、液体ブロックW、を12月1日から2週間ごとに根にたっぷり染み渡るように与えました。まだ寒いときからでしたので、少しずつの変化でした。
暖かくなって、根が動き出してからは、だいぶ良くなってきました。

2月29日には液体ブロックW+連作障害ブロックを1袋与えました。
一応、状態は良くなってきましたので、それからは今の所与えていません。

◆2019年12月撮影

●もう枯れてしまうかと思ってあきらめていた松です。液体ブロックWを根にたっぷり与えました。


◆以下は、2020年4月19日撮影

●2月29日に液体ブロックWと連作障害ブロックを与えました。
根が動き出してからは、処々によくなって来ました。
この日、植木屋さんに松の剪定をしてもらいました。これは剪定前の写真です。



●木の幹の所のほとんどがこのようなコケのようなものが付いてしまっていて、樹皮からの呼吸が出来なくて弱っているのでは?ほとんど消毒はしていない松です。植木屋さんが、冬場に石灰硫黄合剤をまくとそこが黒くなって剥がれていくと言っていました。


●植木屋さんが鋏でこの苔を削りながら剪定してくれました。
下の写真はすでに苔を削った状態ですが、苔の上にこのような(一度剥がしたものですが
又のせてみました)苔の上からマキの葉の様なものが生えていて、これが付くとその先の枝が枯れてきてしまうそうです。
●剥がした根の様子
●剥がした生えてきたものの様子


●一部分だけ植木屋さんにコケの付いたと所を残してもらって、あるものをかけて実験中です。松にも付きますが、マキなどの木にもコケが付いて困っている植木屋さんが多いそうです。




●剪定後の写真です液体ブロックW連作障害ブロックでなんとか回復してくれました。
あきらめていた松です。本当に良かったです!


●引き続き葉の色が良くなるまで、良くなっても定期的に
液体ブロックW連作障害ブロックを様子を見ながら与えていきたいと思います

 
お問合せ・ご購入は:株式会社アイ・エイチ・エスのショップ農家の味方
                               こちら

       ※キーワード商品検索連作障害ブロック液体ブロックW
        と連作障害ブロックの両方の購入画面に入れます。 


2020年4月20日月曜日

コロナがおさまるまではずーっとマスクをしていたい!

■1日中マスクをしていたいけど、外の仕事をする時は息苦しくないマスクをしたい!


昨年アイ・エイチ・エスおすすめマスクを沢山ご購入下さったお友達から携帯に電話がありました。布のマスクですので昨年購入したマスクをしてハウスの中の農作業をしていたら、そのマスクいいねと仲間の方から言われ、お友達の分を買いに行きたいという内容でした。
やっぱり、外で作業する時はこのマスクがいいんですよね!と言っていました。

★今は、人気のピンクを在庫しています。



■お問合せ・ご購入は 

株式会社アイ・エイチ・エスのショップ農家の味方 マスクページをご覧ください。

           

2020年4月16日木曜日

マツノザイセンチュウの松枯れ防止にネマバスター

春のマツノザイセンチュウ対策はネマバスター


 松枯れの原因になるマツノザイセンチュウは、松の中で増殖し、水を吸い上げる管を圧迫するため、松を弱らせ、松枯れを引き起こします。
 マツノザイセンチュウは、5月から7月にかけてマツノマダカミキリが松の樹皮を食害する際に、寄生していたマツノマダカミキリから松に侵入してしまいます。
 通常、マツノザイセンチュウ対策には樹幹注射剤を注射し対応しますが、施工は12月から2月頃までの寒い時期に行わないと、薬剤が松ヤニに押されて入っていきません。3月頃になってマツノザイセンチュウ対策お問い合わせをいただく場合、ネマバスターをお勧めしていますが、ネマバスターは、根から浸透するまで最低でも1ヶ月かかる為、マツノマダカミキリが発生する時期になってしまった場合は、スミパインMCを全体に散布して頂く事をお勧め致します。

写真は私の家の庭にあった松です。
1週間から2週間くらいで急にあっというまに枯れてしまって悲しかったことを覚えています。マツノザイセンチュウによる「松枯れ」は夏から秋にかけて水も吸い上げられず、赤褐色に変色し下からまだらに枯れていくのが特徴で、症状が現れてから枯れるまでのスピードが早いです。稀に年末に感染し、年明けに枯れるものもあります。

松枯れ
松枯れの原因
松くい虫

【通常のマツノザイセンチュウ対策】

12月から2月頃までの間にグリーンガードエイト、メガトップ、マツガードなど樹幹注入剤を注射し、春からはスミチオン又はスミパインを散布します。

【春以降のマツノザイセンチュウ対策】

アイ・エイチ・エスでは春以降の暖かくなってからマツノザイセンチュウ対策を行う場合はネマバスターをお勧めしています。


ネマバスター:1L入り 12,000円(税込)
使用用途:せんりょう・樹木類のネグサレセンチュウなど1,000倍に希釈して使用



<ネマバスターの特徴>
1.松を傷つけずに根から吸収、浸透移行し樹体内のマツノザイセンチュウを防除します。
2.樹の周りに土壌灌注する簡単な薬剤です。
3.ネマバスターは、特異的に優れた殺センチュウ効果を示す薬剤です。
4.比較的に速攻的に効果を示します。(残効性は約1ヶ月、寒冷地は約2か月)
5.庭園松等の強剪定された松に対しても使用できます。


<ネマバスターの使用量>

作物名適用外注名希釈倍数胸高直径使用量(希釈液で)

まつ(立ち木)

マツノザイセンチュウ

50倍
50~10cm6ℓ
10~15cm8ℓ
15~20cm12ℓ
20~25cm18ℓ
25~30cm26ℓ
30~35cm38ℓ
35~40cm52ℓ
■使用時期:マツノマダラカミキリ成虫発生2~3ヶ月前

<使用上のご注意>
 医療用外劇物の「ネマバスター」は、強い根部浸透移行力により、樹体全体に有効成分が拡散し、松に侵入したザイセンチュウの運動を阻害し、増殖を阻害し、増殖を阻止し、致死させる高い効果を持つ『殺センチュウ剤』ですが、既にザイセンチュウに侵されている松に効く薬剤はネマバスターに限らず今の所無いため、あくまでも予防として次の事を必ず守ってください。

●『ザイセンチュウ病』にかかっていない松にネマバスターを処理してください。
 もし分かりずらいばあいに処理する場合は松所有者、施主の方に必ず十分にご理解を得
 て使用して下さい。
●ネババスターを初めて使用する場合及び、庭園松等の強剪定された松に使用する場合
 は、松保護士、樹木医、その他の専門知識を有する林業技術者、病害虫防除所等の関係
 機関の指導を受けて下さい。
●ネマバスター使用にあたっては、本や技術資料を十分にご理解して頂きその内容に従い
 ネマバスターの特徴をいかした上手な使い方をして下さい。

◆ネマバスターをご注文のお客様へ

ネマバスターは「医療用外劇物」の取り扱いになります。劇物譲受書のご提出が必要ですのでご注意ください。
株式会社アイ・エイチ・エス「農家の味方」サイトの「特別会員」の方はログインしていただくとご注文頂けます。


会員ではない方も株式会社アイ・エイチ・エス「農家の味方」サイトのキーワード検索するでネマバスタで購入画面に入れます。ご不明な点がございましたら株式会社アイ・エイチ・エスまでご連絡ください。↷

株式会社アイ・エイチ・エス
TEL0479-67-2623  FAX0479-67-2814


技術資料をご希望の方はご注文の際にご依頼ください。
 商品に同梱してお送りいたします。


2020年4月14日火曜日

イヌマキの害虫ケブカトラカミキリ防除対策について

今年も庭のマキが枯れてしまった!

■イヌマキのケブカトラカミキリとアジブトゾウムシ防除対策について

 千葉県の木に指定されているイヌマキは、生け垣や庭木への利用されていますが、最近ではケブカトラカミキリやモンアジブトゾウムシによる被害が増えています。
 イヌマキへの被害は樹皮の下にいる幼虫による食害ですが、幼虫が樹皮の下にいるため外から見てもわかりません。そのため、早期発見が難しく、気づいた時には被害が拡大しているという事が多いようです。
 この害虫被害を防ぐため、アイ・エイチ・エスではトレボンMCまたはトレボンEWのご利用をお勧めします。


写真は今日の、アイ・エイチ・エスの加工場周りのマキ塀です






アイ・エイチ・エスがお勧めする、イヌマキの害虫防除対策

A ケブカトラカミキリについて

1. 発生は、4月上旬から7月下旬
2. 薬剤は、トレボンMCトレボンEWがある
3. 残効性の目安は、トレボンMCが約1ヶ月、トレボンEWが3週間
4. 使い分けは、被害を受けた樹皮の隙間などに注入する場合にはEWを使う
  表面散布なら、MCを使う
5. 使用倍率は、2,000倍で使う。EWも2,000倍で使う。
6. 適時な薬剤散布の回数、上記の期間中に6回位

 (参考例:4月/上旬、4月/下旬、5月/中旬、6月/上旬、6月/下旬、7月/中旬)


B、モンアジブとゾウムシについて

●この害虫の生態については、良く分かっていませんが、イヌマキへの被害の場合は↴
 トレボンEWの1,000倍液で効果がある(登録済み)


トレボンMC,トレボンEWのお求めは⬎
株式会社アイ・エイチ・エスオンラインストアこちら